細いデザインもフチなし転写プリントでかっこいい制服をつくろう。
Date : 10月 06, 2020 Category : コンテンツAuthor: nice2003k
部活やサークル、クラブチームのユニフォームや飲食店、販売店などのプリント入りオリジナル制服を作成された方、作ろうと検討されている方は多いと思います。オリジナルＴシャツやトレーナー、ジャンバーを制作するとき、枚数やデザインによってプリント方法が決まってきます。
今回は、オリジナルＴシャツやトレーナー、ブルゾンを作る際にどのようなプリント方法あって、どう選べばいいかを説明して、ナイスユニでできるオススメのプリント方法もご紹介します。
１．衣類へのプリント方法について
衣類へのプリント方法は、大きく以下４つあります。
（１）熱転写プリント
薄いラバーシートまたは、白い転写シートにフルカラー印刷したものを、熱圧着する方法です。
短納期で数枚程度の小ロットの場合、このプリント方法がおススメです。
しかしながら、複雑で細かいデザインは苦手で、よく見かけるようにデザインに白縁が付いたプリントになります。洗濯強度の関係で細いデザインの場合、この転写プリントの手法は使われることが少ないです。
（２）昇華プリント
生地に熱でインクを刷り込むプリント手法です。生地の糸に完全に色をしみこませて発色させる方法なので、洗濯してもほとんど色落ちしません。短納期で数枚程度の小ロットで採用される手法ですが、昇華プリントは白の生地でかつポリエステル１００％のみプリント可能という狭い条件となります。飲食店制服などででは、白のアイテムを使うことは多くないため、昇華プリントでオリジナル制服、ユニフォームを制作することはあまり多くありません。
昇華プリントは、刺繍でも再現できない細かいデザインのワッペンを作るときに使用されることがあります。白のポリエステルの台紙に、昇華プリントでデザインを印刷して、ワッペンのカタチに沿って縁をかがり縫いしてワッペンを作ることができます。
（３）シルクプリント
大量の制服のプリントをする場合、１枚あたりのプリント代が一番安くて、プリントの中で一番洗濯強度が高いのがシルクプリントです。細いデザインもきれいにプリントできるのんで、相当きれいに仕上がります。
シルクプリントは、インクを流す部分をくりぬいた『版』と呼ばれるものを作成して、それを生地にあててインクを刷り込んでいきます。昔あったプリントごっこというものに似ています。シルクプリントはこの『版』を色毎に制作する必要があり、生地への色付けは版を変えながらプリントしていきます。『版』はＡ４サイズで８，０００円ぐらいと高価なので、プリント枚数が少ない場合はオススメできないです。
シルクプリントは『版』の制作代の初期投資が必要なので小ロットには不向き、プリントの納期が２週間から３週間と長いというデメリットがあります。デザインが時折変わるという場合はシルクプリントは選ばないほうがいいと思います。
（４）ガーメントプリント
アパレルの店頭にＴシャツプリントできますと、よくプリンターが設置しているのを目にすることがあるかと思います。Ｔシャツをプリンターにセットして直接プリントするプリント方式です。
デザインのまま直接プリントできますが、生地が綿１００％を推奨されていて、ポリエステルなどの混合生地もプリントできますが、生地への前工程が必要だったりするので、大量にプリントする場合、納期やコストが高くなるのんかもしれません。弊社では、ガーメントプリントは採用しておりませんので、具体的な納期と価格の参考値は申し訳ありませんがご提示できません。
２．制服、ユニフォームでナイスユニが推奨するプリント方式
ナイスユニでは、オリジナル制服やユニフォーム制作においては、シルクプリントか転写プリントのどちらかをご提案しています。
プリントはまず転写プリントをおススメします。下記条件がそろった場合はシルクプリントをご提案しています。
ネットからのプリントも転写プリントのプリントのみカート注文ができます。大量にプリント（だいたい３０枚以上）の場合は転写プリントのご注文であっても、下記条件すべて揃えば、転写プリントよりも安価になることが多いシルクプリントで再見積もりをしてご提案しています。
シルクプリントのほうがおススメとなる条件は下記です。
・一度に大量（３０枚以上）にプリントする。
・デザインの色は２色以内である。
・デザインの大きさ、デザインの変更はほぼない。おおよそ３年くらいは変えない。
・納期は１か月程度余裕がある。
・１０枚以内の追加作成を時折せず、制作するときは３０枚以上を一括で制作する。
上記条件であれば、シルクプリントをご提案しています。
しかし、一挙に３０枚以上も作るとか、デザインの大きさをずっと変えないなんてことはあまり現実的ではありません。５，６人規模の店舗や個人経営の店舗などはそんなに一挙に制服を作ることがないことが多いです。
３．細かいデザインもフチなしできれいに転写プリント
細い文字の背中転写プリント
小ロット、短納期のプリントは転写プリントでオリジナル制服をプリントして制作するのが一般的です。転写プリント上記に記載しましたが、転写プリントは細かいデザインの場合、デザインに白縁か生地とにたような色のフチを付けてフチがないように見えるようにプリントするようにしていました。
今回、ナイスユニでは、このフチを付けないプリンターを導入しました。これを使えば文字などの細かなデータもフチを付けずシルクプリントのようなプリントを行うことができます。
ですが、一つ留意することがあります。細かいデザインはその線の細さからプリントの強度が、太い線に比べて落ちます。そのことを配慮してプリント方法を選択しています。
医療系のスクラブなどの制服に背中に施設名とメッセージ、説明を細い英字でプリントされることが多いかとおもいます。文字のフチは見た目がちょっとと思われる場合、このフチなし転写プリントは有効です。今後ナイスユニでは細かいデザイン、文字などはこのフチなし転写プリントを勧めてまいります。
プリント洗濯強度はレベル５とプリンターメーカーは最高強度をうたっていますが、実際にナイスユニスタッフがプリントしたＴシャツなど繰り返し洗濯するなどして強度を確認していきます。
それとフチあり、フチなしを問わす、転写プリントはドライクリーニングや乾燥機には弱いので、これはこれまでと変わらず、一般の洗濯と自然乾燥をしていただければと思います。
フチなし転写プリントでさらにかっこいいオリジナルプリント制服、ユニフォームを作ってみませんか？
こんなかわいいＴシャツなども１枚から作成できちゃいます。
サンプルＴシャツ
ご不明点はいつでもご連絡ください。
０１２０－２００－１８９ ナイスユニ